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暑さ寒さも彼岸まで [日刊☆こよみのページ]

□暑さ寒さも彼岸まで
 春ならば余寒の寒さも薄らぎ春らしくなり、秋ならば残暑もしのぎやすくなる時期であると昔から言い習わされて来た言葉です。先週の土曜日には、余寒というにはあまりに厳しい寒さが、雪を伴ってやってきて、冬も終わりだなと油断していた私は驚きました。そして、それから2日しか経っていない今日は彼岸の入り。あの寒さが嘘のような穏やかな、早春の朝でした。「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り、彼岸にあわせて春の温もりが訪れたかのようです。彼岸が春と秋にあり、この言葉も春の彼岸、秋の彼岸を同等に扱った言葉なのですが、春と秋の彼岸ではその気温の数値は大きく違います。東京の例年の月平均気温で見ると春の彼岸の頃の気温は摂氏8度ほど。これに対して秋の彼岸の頃の気温は23度ほど。15度の気温差といえばかなりのものですが、我々の感じる暑さと寒さには多分に「慣れ」の問題があって、温度計の示す気温とは違っているということを如実に示しているようです。人間の「慣れ」の偉大さに感心はしますが、慣れるとはいえ寒いものは寒いということで、寒さが遠のいてくれるのはうれしいです。もう、先週末のような寒さが来ませんようにと願う私でした。(「2020/03/17 号 (No.4917)」の抜粋文)

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