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【花冷え】(はなびえ)(かわうそ@暦) [日刊☆こよみのページ]

【花冷え】(はなびえ)
 桜の咲く頃に寒さがもどって冷え込むこと。春の季語。《広辞苑・第六版》

 春は、冬の寒さと夏の暑さが入り交じり、せめぎ合いながら徐々に冬の割合が減り、夏の割合が増えてゆく季節です。そのせめぎ合い勝敗の行方もさすがに桜の花が咲く頃ともなれば、夏が冬を圧倒しはじめる様子がはっきりと感じられるようになってきます。夏の気が勝って暖かくなった風を感じながら、満開の花の下で花見。そう行きたいところですね。そんな時に「まだまだ私は頑張りますよ」とばかりに冬が寒さを連れて戻って来ることがあります。こうした桜の花の時期にぶり返す寒さを「花冷え」と呼びます。一度、暖かい陽射しや風になじんだ身には、花冷えと呼ばれるこのぶり返しの寒さは、身にしみることひとしおです。一度は開いた桜の花も、「もう少し蕾のままでいればよかったかな」と後悔しているかもしれません。(『2012/04/08 号 (No.2017) の抜粋文』)
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