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二十四節気「穀雨」 [日刊☆こよみのページ]

□二十四節気「穀雨」
 今日は二十四節気の穀雨の期間の始まりの日です。穀雨のような二十四節気の言葉は、一年を24の期間に分けたときのその期間(大体15日程度)を表す言葉でもあり、またその期間の始まりの日を表す言葉でもあります。ですから「今日は二十四節気の穀雨です」といった使い方をすることも出来ます(というか今ではこちらの方が主な使い方となっているようです)。さてその穀雨は三月中気と呼ばれるものです。旧暦ではこれを含む月が三月となります。

◇「穀雨」
 なぜこの時期が穀雨と呼ばれるかというと
 
  春雨降りて百穀を生化すれば也

 とか。つまり、田畑の穀物を育てる春の柔らかな雨が降る頃だからという意味です。二十四節気の中には解説が無いと意味の分からない言葉も有るのですが、「穀雨」はそうしたものと違って、その文字を目にするだけでおよその意味が分かる、分かりやすい名前です。現在の二十四節気の決定方法では穀雨の節入り日は、天体の位置を表す座標の一つ、黄道座標という座標系の経度方向の角度(これを黄経といいます)が30°という地点を太陽中心が通過する瞬間を含む日と定められており、今日がその日となっています。さてさて、田畑の穀物を育てる春の柔らかな雨が降る頃という穀雨の期間が始まる日に、穀雨の期間の天気予報を眺めてみると、どうやらその前半は穀雨の名前が示すとおり、雨の降る日が多いようです。雨の日は何か憂鬱・・・なんて言わないでくださいね、鬱陶しく感じる雨もこの時期のものは、田畑の穀物を育てる優しい「恵みの雨」なんですから。

                          (「2024/04/19 号 (No.6411) 」の抜粋文)
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