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暑さ寒さも彼岸まで [日刊☆こよみのページ]

□暑さ寒さも彼岸まで
 春ならば余寒の寒さも薄らぎ春らしくなり、秋ならば残暑もしのぎやすくなる、その目安となるのが彼岸であると言い習わされて来た言葉です。今日、2019/03/18は春の彼岸の入り。冬の寒さもそろそろおしまいと考えてよいのかな?今朝は確かに、外に出る際にコートを着て行くべきか、それとも・・・と考えるくらいに暖かい朝でした。ああ、嬉しい。

◇春と秋の彼岸
 彼岸が春と秋にあり、この言葉も春の彼岸、秋の彼岸を同等に扱った言葉のようですが、我々の感じる暑さと寒さには多分に「慣れ」の問題があって、温度計の示す気温とは違っているようです。「暑さ寒さも彼岸まで」といえば、暑い時期も寒い時期も彼岸辺りで終わりとなってあとは快適な気温の過ごしやすい季節となるという意味で使っています。ですが実際の気温の変化を見てみると、春と秋とでは大違い。東京の月平均気温を平均して、春の春分と、秋の秋分の気温を比較すると、この二つは大分違います。春の彼岸の時期の平均気温は 8℃。対して秋彼岸の平均気温は23℃ほどとその差はおよそ15℃あまり。15℃の気温差といえば大変なものですが、寒い冬を越した春分の彼岸と、暑い夏の後にやってくる秋彼岸とではこんなに違っているのに、イメージの中では、彼岸の頃になると寒暑も止んで過ごしやすい時期と並べて考えられるようになるのです。ほんと、人間の慣れってすごいです。今朝の東京も、暖かいといっても気温は11℃。秋の彼岸の頃を考えたら、とっても寒い朝のはずですが、この気温が暖かく感じられます。気温の数字はだいぶ違いますけれど、人間にとっては確かに暑さ寒さも彼岸までのようですね。(「2019/03/18 号 (No.4552)」の抜粋文)
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