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【薄暑】(はくしょ) [日刊☆こよみのページ]

【薄暑】(はくしょ)
 初夏の、やや汗ばむような暑さ。夏の季語。《広辞苑・第六版》

 「超大型」と形容された四~五月の連休も終わり、立夏も過ぎて暦の上では夏。暦の上の夏にあわせるかのように、今朝は太陽が張りっ切って、雲一つない空から、その強烈な日差しを送ってきています。この様子だと、今朝は暖かい一日ではなくて、暑い一日になりそうです。五月も半ばに差し掛かる頃になると、今朝のように日射しに汗ばむような日が有ります。ただし、汗ばむといっても、うっすらにじむ程度の汗。そのうっすらとにじむ汗が、かえって風のありかを教えてくれる程の、ある意味心地よい暑さ、それが薄暑です。五月半ばの平均気温は20℃程となり、木々のみどりを示す言葉は新緑より万緑が似合うようになってきて、本格的な夏が近づいていることを感じられるようになってきます。こんな季節に書く手紙には「薄暑の候」がその書き出しに使われることも多いのでは?「薄暑」という言葉が広く使われるようになったのは、大正時代のことだそうなので、言葉としては比較的歴史の浅いもののようですが、今では季節をよく表す言葉として、定着しているようです。(「2019/05/08 号 (No.4603) 」の抜粋文)

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