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【男梅雨】(おとこ づゆ) [日刊☆こよみのページ]

【男梅雨】(おとこ づゆ)
 ザーッと烈しく降ってはサッと止むことを繰り返す明快、陽性型の梅雨。一時代前の快男児のイメージ。《雨の名前 (著者 高橋順子・佐藤秀明)より》

 来る日も来る日も雨が降り、手には傘を持ち、足には長靴という出で立ちで学校に通う、それが私の中での梅雨の風景です。子供の頃暮らしていた場所はずいぶんと田舎でしたから、小学校の 6年間、通った道は未舗装。雨が続く梅雨の頃にはあちこちに水たまりのできる片道 2kmの道を、水たまりを選ぶようにしてザブザブ歩いて通っておりました。そのころの印象が余程強かったのか、もうかれこれ40年がすぎても、梅雨といえば、このころの光景が浮かんできます。それもなぜか、足下の水たまりのことばかり。40年(50年かな?)の昔に私の脳裏に定着した梅雨というのは、こんな具合で連日雨の降る季節でしたけれど、今年(2019年)の梅雨はというと、降るときには強い雨がザーッと降り、その強い雨が降る時以外は、案外と雨の少ない梅雨のようです(まだ終わっていませんけれど)。『雨の名前』の説明によれば今年のような梅雨を「男梅雨」と呼ぶのでしょう。一昔前の快男児のような梅雨ですか。さて、今朝の天気は?今日も一日傘が手放せないような天気のようです。あまり元気な雨でないといいのですけれどね。(「2019/06/24 号 (No.4650) 」の抜粋文)
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