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天地始めてさむし・2021 [日刊☆こよみのページ]

■天地始めてさむし・2021
 本日、8/28から七十二候は処暑の次候、「天地始めてさむし」の時候に入りました。「さむし」と云うのはいささか気が早すぎる気もしますが、元となった言葉を漢字て書けば

  天地始粛

 この「粛」を「さむし」読みましたが、これは「しじむ」とも読まれ、身が引きしまるというほどの意味を持つ文字で「寒い」というのとは少々違うようです。天地の暑さの衰えを感じる時節と言うほどの意味でしょうか。今朝もいつものようにベランダに出て、ベランダのタライで暮らすカメに餌を与えてきましたが、朝の空気は涼しさを通り越して少々肌寒さを感じさせるほど。「さむし」と読んでも、あながち間違いともいえないかなとおもいました。外の草むらの間から聞こえてくる虫の声も、何が違うというわけではありませんが「夏の虫」から「秋の虫」に変わったような気もします。ああ、本当にもう秋なんだなとそんなことを感じた「天地始めてさむし」の朝でした。(「2021/08/28 号 (No.5446) 」の抜粋文)

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