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【男梅雨】(おとこ づゆ) [日刊☆こよみのページ]

【男梅雨】(おとこ づゆ)
 ザーッと烈しく降ってはサッと止むことを繰り返す明快、陽性型の梅雨。一時代前の快男児のイメージ。 《雨の名前 (著者 高橋順子・佐藤秀明)より》

 来る日も来る日も雨が降り、手には傘を持ち、足には長靴という出で立ちで学校に通う、それが私の中での梅雨の風景です。子供の頃暮らしていた場所はずいぶんと田舎でしたから、小学校の 6年間、通った道は未舗装。雨が続く梅雨の頃にはあちこちに水たまりのできる片道 2kmの道を、水たまりを選ぶようにしてザブザブ歩いて通っておりました。そのころの印象が余程強かったのか、もうかれこれ40年がすぎても、梅雨といえば、このころの光景が浮かんできます。それもなぜか、足下の水たまりのことばかり。50年の昔に私の脳裏に定着した梅雨というのは、こんな具合で連日雨の降る季節でしたけれど、今年(2021年)の梅雨はどうでしょう。昨日、一昨日とよい天気が続いていましたが、一転して今日は朝から強い雨がザアザアと音をたてて降る天気。メリハリがはっきりしています。『雨の名前』の説明によれば今年のような梅雨を「男梅雨」と呼ぶのでしょう。一昔前の快男児のような梅雨の天気です。昨日の午後は、山からは大分歌が上手くなった鶯の声が聞こえていましたが昨日は美声を披露してくれた鶯は、今朝の強い雨をどんな風にしのいでいるのかな?(「2021/06/04 号 (No.5361)」の抜粋文)

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